飲食店に行けば客数と客単価が気になり、クイズ番組を見たら賞金と源泉徴収が気になる。そんな職業病の税理士が書いているブログです。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2006年度脱税事件、総額304億円・国税庁まとめ

今日の日経新聞の記事です

 全国の国税局が2006年度に強制調査(査察)で摘発した脱税事件は221件で、脱税総額は加算税を含め約304億円(前年度比約30億円増)だったことが14日、国税庁のまとめで分かった。税目別では告発件数、額とも法人税が最多だったが、消費税の告発件数が前年度の2.3倍に増えた。

 検察庁に告発した166件、脱税総額約278億円のうち、法人税は計78件、約118億円。消費税の告発件数は前年度から2.3倍の23件、脱税総額は前年度比約86%増の約21億円に達した。所得税も脱税額が前年度比約76%増の約108億円となった。

 業種別では、人材派遣業が13件で最も多く、商品・株取引関連が9件、外国為替証拠金取引(FX)で得た利益を隠した事案も2件あった。(07:00)


 2006年度の脱税304億円、これが多いのか少ないのか・・・・

まぁ、それはおいておいて、今日は脱税したらどうなるのか考えてみたいと思います

 例えば、売上金10億円をごまかしていた会社があったとします。仮に、これが発覚した場合には、ごまかした売上に対して、まずは通常通り法人税が課税されます。これは当然ですよね。追加納税額はごまかした金額の約4割くらいだと思ってください。

 次に、追加納税額には延滞税が加算されます。当初の申告期限から2ヶ月の間は4.4%(現在の利率)、それ以降の期間は14.6%で計算します。

 さらに、脱税というのは、故意に税金をごまかしていたということですから、重加算税というペナルティが取られます。これが、追加納税額の35%です。

 まだ、続きます。
 悪質で巨額な脱税の場合には、法人税法違反や所得税法違反となります。この場合には、刑事罰の対象となり、5年以下の懲役もしくは500万円以下の罰金(脱税額が500万円超の場合はその相当額)又はこれを併科することとなります。脱税額が巨額の場合には、脱税額の2~3割が罰金として課せられているようです。


 では、上記の分を集計してみると、10億円のごまかしに対して、
①追加納税額と延滞金が、合わせて約5億円
②重加算税が約1億4000万円
③罰金で約1億円

単純に合計して7億4000万円になりますね。
実際には、もう少し多く取られるみたいです・・・

ブログランキング
参加しています。クリックが励みになりますm(__)m
スポンサーサイト
コメント
酒井さん、こんばんは!

脱サラの星水谷です。
今日の話は低所得者の私には雲の上
の金額ですが厳しいですね。

会社の信用も吹っ飛びますね。
証券不祥事も一緒にやってしまうと
いっかんのおわりですね。

それではこの辺で失礼します。
応援してますよ!
2007/06/18(月) 19:27 | URL | 脱サラの星 #-[ コメントの編集]
水谷さん、いつもご訪問&コメントありがとうございます。

最近は、コンプライアンスが守られていない企業に対する世間の目は非常に厳しくなっています

私たち士業も、襟を正していかないといけませんね。
2007/06/19(火) 14:32 | URL | 酒井 #-[ コメントの編集]
コメントの投稿
【Font & Icon】
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

酒井税理士事務所所長

Author:酒井税理士事務所所長
事務所HP
愛知県一宮市で税理士事務所を開業しています

カテゴリー
おすすめ会計ソフト
月別アーカイブ
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

弥生会計
ブログ内検索
楽天SHOP
お役立ちサイト
相互リンク
相互リンク
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
RSSフィード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。