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青色申告と白色申告の記帳義務

 さて、前回は青色申告と白色申告でどれくらい税額等に影響がでるか検証しました。今日は、青色申告と白色申告の記帳義務について説明したいと思います。

(1)青色申告
 青色申告者は、いろいろな特典を受けることができる代わりに、帳簿づけの義務が発生します。
 帳簿書類には、所得金額が正確に計算できるように、その所得を生ずべき事業にかかる資産、負債及び資本に影響を及ぼす一切の取引を、「正規の簿記」の原則に従い、整然かつ明瞭に記録し、それに基づき、貸借対照表及び損益計算書を作成します。

 なお、最低限必要な帳簿書類は、仕訳帳と総勘定元帳となります。
 また、正規の簿記の原則とは、基本的には複式簿記を指しています。

(2)白色申告
 白色申告者は、原則として記帳義務はありません。
 しかし、次に該当する場合には白色申告者にも記帳義務が発生します。

 ①その年の前年12月31日において、確定申告等により確定している前々年分の不動産所得、事業所得及び山林所得の金額の合計額が300万円を超える場合(その年1月1日より記帳義務あり)
 ②その年の3月31日において確定申告等により確定している前年分の不動産所得、事業所得及び山林所得の金額の合計額が300万円を超える場合(その年4月1日より記帳義務あり)
(注)これらの所得のいずれかが赤字であるときは、黒字の金額だけを合計したところで300万円を超えるかどうかを判定します。

※記帳する事項
 売上げなどの総収入金額と仕入れなどの必要経費に関する事項です。
 例えば、売上げに関する事項の記載内容は、取引の年月日、売上先その他の相手方、金額、日々の売上げの合計金額です。
 記帳は、所得金額が正確に計算できるように、整然とかつ明瞭にする必要があります。


 上記を見ると分かるように、白色申告者でも記帳義務があります。しかも年間所得が300万円で記帳義務発生ってすぐですよね絵文字名を入力してください
 個人事業者の中には、
「オレは白色申告だから、帳簿なんてつけなくてもいいんだ」
なんて人もいますが、実際には前々年又は前年の所得が300万円を超えていれば帳簿をつけなくてはいけません。
 
 どうせ帳簿をつけるなら青色申告に挑戦してみてください。
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コメント
酒井さん、こんにちは!

脱サラの星水谷です。
昨日と今日の青色申告と
白色申告の記事はわかり易くて
非常に勉強になりました。
業種業態ごとの会計原則は
気にしなくていいんですか?
今度教えてください。

それでは、この辺で失礼します。

ランキング応援させていただきました!
2007/06/15(金) 17:38 | URL | 脱サラの星 #-[ コメントの編集]
水谷さん、いつもコメントありがとうございます。

青色申告は税務上かなり優遇されています。個人事業の人は、青色申告することによりかなり税金を少なくできますので、ぜひチャレンジしてみてください。
2007/06/18(月) 14:38 | URL | 酒井 #-[ コメントの編集]
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