飲食店に行けば客数と客単価が気になり、クイズ番組を見たら賞金と源泉徴収が気になる。そんな職業病の税理士が書いているブログです。

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監査役と使用人兼務役員

 今日は、先日顧問契約を結んだ会社に現在の会社の業務内容や経理の状況の確認に行ってきました。

 その会社は、個人事業から法人にしたばかりの会社で経理については、ほとんど知識がないということで、現金出納帳の書き方や、領収書・請求書などの整理の仕方、従業員さんに対する社会保険や源泉徴収事務についても説明しました。

 一通り説明が終わったところで、私が疑問に感じたところがあったので社長に質問してみました。

私「○○さんは監査役になっていますが、この人に対する給料はどうやって決めていますか?」

社長
「ああ、その人は従業員で名前だけ監査役になってもらっている人です。ですから他の従業員と同じように給料を払う予定です」


「え、監査役は税務上使用人兼務役員になれないので、報酬の額は一定じゃないとその人の給料は費用に算入できませんよ。」

社長
「そ、そうなんですか・・・」

どうも社長さんは、監査役も使用人兼務役員になれると思っていたみたいです。
それ以前に、今は会社法で一定の要件に合えば、監査役を設置しなくていいことも知らなかったようで、とりあえず監査役が必要だと思い、従業員に監査役を頼んだのが実情のようです。

 会社設立時に依頼した行政書士さんは何も教えてくれなかったと、少し怒っていましたが、そもそも行政書士さんは会社の設立の代行をするだけで、税務のことまで分かっている人なんてほとんどいません絵文字名を入力してください

 今さらそんなことを言っても仕方がないので、今後の対策として、とりあえず株主総会で監査役の報酬を年額で決定してもらい、それを基に毎月一定額を支給してもらうことになりました。
 また、会社の定款を変更し、監査役を設置しなくてもいいように見直しましょうということで話は終わりました。

 設立前に相談してもらえれば、いろいろアドバイスもできるのですが、終わった後ではどうにもなりません絵文字名を入力してください
 専門家に相談するのはちょっと苦手と思っている人もいるかもしれませんが、話すと案外普通の人が多いです(笑)
気軽に問い合わせをすることをお勧めします。

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コメント
おはようございます!
今日の記事はすごく興味深い内容ですね。ここ数年の度重なる法改正で中小の経営者まで行き渡っていないのでしょうか?私もサラリーマン時代、代理店オーナーにずいぶん勉強会をしてあげたことがありました。
酒井さんも忙しくなりますね!

ランキング応援させていただきます!
ポチッ!
2007/05/30(水) 07:59 | URL | 脱サラの星! #-[ コメントの編集]
水谷さん、ご訪問ありがとうございます。
中小企業の場合、法改正があったことは知っていても、改正の中身までは知らない人が多いのが現状です。
私も、中小企業向けの勉強会を開催できるようにもっと勉強せねば!!
2007/05/30(水) 11:34 | URL | 酒井 #qbIq4rIg[ コメントの編集]
某上場会社の最近の事例。以下ご参照。

https://www.release.tdnet.info/inbs/460d0050_20070613.pdf
2007/06/17(日) 00:22 | URL | しょい #-[ コメントの編集]
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酒井税理士事務所所長

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